このぺージでは、私が、私の母やアメリカ(ハワイ&ニューヨーク)の友人達を通して体感してきた、貴重な体験や 面白い出来事など、普通の旅行ではなかなか体験できない様々な出来事を織り込めながら、その中で見つけた ガイドブックにも載っていないような穴場的なお店などと一緒に紹介していきたいと思っています。 色々な体験談の中から少しずつ更新して書き綴っていきたいと思っています(*^^*) |
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私が今までに訪れた事のある国はアメリカだけなのですが、ハワイ以外で唯一行った事のある街、それがニューヨークです。 ニューヨークとの出会いのきっかけは、やはり母でした。 全国の各分野での手作り作家を集めた「日本手工芸作家協会」、そして粘土工芸家の卵を育成する「現代創作粘土協会」、 双方の会長という顔を持つ母が、全国から手工芸作家を集め、海外で初めての展示会を開いたのがここニューヨークでした。 第5話までで何度か、母が講師としてハワイに行っていた話をしましたが、何の講師だろう??と、思っていらっしゃった方も あるかもしれませんね。 人懐っこい母はここでも早速友達を作り、そのお友達とは展示会から10年以上経った今でも、遠方ながら双方の家へ 行き来したり、手紙のやり取りをする仲が続いています。 独身時代に1度、母について行って、そのうちの1組の日本人ご夫婦のお宅にお邪魔した事があります。 とても気さくなご夫婦で、良い&悪いをはっきりおっしゃる方達でしたが、お人柄からなのかそれがまるで肉親に言われて いると錯覚を起こすような心地よいものでした。ですから、人見知りする私が旅行中のわずかな期間でありながらも、 このご夫婦の事が大好きになってしまったわけですが、同時に、ご夫婦と同居中の、今までに見たことの無いほどの 大きな犬とも仲良しになってしまいました。 本当にめちゃめちゃ大きな犬で、ここまで大きな犬に出会ったのは後にも先にもこの時の犬だけです。 ところが、大きい体とは正反対に、とてつもなくおとなしくて、全然吠えない犬でビックリ!小さい頃から犬に近づくと噛まれる かもしれないから気をつけなさい、と言われてきた事もあって実は犬が苦手な私でしたが、この犬だけは私にとって特別で、 初めて抱きついてかわいがることのできた犬でもありました。 それだけに、後日、この犬が老衰でこの世を去ったと聞いた時には、本当に大ショックでした。 こちらのお宅では夕食をご馳走になりました。 これがまたまたびっくり!大きな七面鳥の丸焼きでした。 母と私は顔を見合わせつつ、口をそろえて、「これ、どうやって食べたら良いのでしょう・・?」 そしてバターコーン!とっても柔らかくて、とてもおいしかったのを覚えています。 あちこち案内もしていただきました。 私が大学時代の部活でフィギュアスケートを少ししていた事が話題に上ると、スケート場にも連れて行ってくださいました。 日本と違って、一般の利用時間に制限があるのにも驚きました。(それとも1日中フリータイムなのはうちの近所だけ?) (選手の練習時間の合間に一般客が入れるというシステムのようでした。) 私達が行った時間帯は、あいにく選手が滑る時間帯だったので、「今は滑れないよ」と断られました。 私としては“まあ、わざわざ滑らなくってもいいや・・”と思っていたのですが、周りが黙っておらず、 「だめよ、せっかく来たんだから滑りなさい」と、コーチ(?)らしき人に直談判しに行って下さって、結局滑れる事になりました。 ・・・と、ところがです。後で聞いた、その直談判の内容とは・・・ 「この子は伊藤みどりのところで一緒に滑ってる子で、今日は旅行でここに来たんだけど、帰国までに時間がないから 今滑らせて」と言ったらしく(^_^; 。。。大汗ものです。 確かに私は名古屋人で伊藤みどりさんと同じスケート場で “一緒に”滑った事もありましたし、時々、先生の代わりで教えてもらった事もありました。 でも、、その“一緒”とは意味合いが違うっ! は、、はなしが大きくなりすぎっ・・(ーー;) まずスケート靴を履きましたが、靴も日本のスケート靴と履き心地が全然違って、土踏まずはピッタリフィットして イイ感じ♪ながら、エッジ部分は尻もちをついてしまいそうな構造(後部分がホッケー靴に近い感覚)です。 それでも伊藤みどり級の実力であればス〜イスイ、といけるんでしょうが、私はコケないようにするだけで 必死というありさま(ーー;) ・・・いや、実際、何回もコケました(汗) その上、周りの生徒達はまるで伝言ゲームでもしているかのように、「伊藤みどりのところの・・」とヒソヒソやっている・・・ 生徒と先生の視線を一身に受け(大袈裟じゃないんですよ、本当に皆が一斉に見ているんです〜(T_T))、 自分のプライドと日本人代表(?)としての意地とプライドみたいなものをいきなり背負わされたような気分で必死でした。 プレッシャーの中、ますますヨレヨレ状態の私にも、一部ライバル意識を燃やす子もいるんですね〜、「邪魔よ、どいてよ」 という内容の言葉を残して睨んでいく選手もいれば、早く、本当の姿を見せてよ、と言わんばかりに先を譲ってくれて 笑顔を向けてくれる選手もいたりして・・。(これがホントの姿なんですぅぅぅっ・・泣) どこにでもやっぱり色々な人がいて面白いものです、端から見ていれば。(←本人はそれどころじゃなく必死) 思いきり何度もころんで、“ほんとにあの子伊藤みどりのところの子〜??”という雰囲気に変化していくような、心に痛〜い 視線を受けながら、「も、、もういいから、もう充分。ありがとう、滑れてヨカッタ」と、半分本気、半分社交辞令な言葉を放ち ながら、リンクをおりました。(こんな私ですが学生時代の大会では優勝した事もあるんですよ、ホントなんです〜(T_T)) 別の日、私達は現地の人達から離れて、オプショナルツアーに参加していました。 黒人街のハーレムで、歌のショーを見たりレストランで食事をしたりするツアーです。 怖い街だと聞いていましたが、ツアーが出ているならまあ大丈夫でしょう、と行ったわけです。 現地日本人担当者を先頭に、私達観光客は後ろからついていきましたが、ハーレムの黒人の人達は皆、この担当者をよく 知っている様子です。レストランに連れて行かれた時、ちょっと不思議な注意事項がありました。 「食べ残しは絶対に持ち帰らないで下さい」 初めは衛生面を考えての事かと思っていましたが、実はそうではなく、後でわかったことでしたが食べ残しをハーレムに住む 貧しい人達に分け与えているからなのでした。その為か、担当者はこの街でとても信頼されている様子でした。 そしてこの日、生まれて初めてここのレストランで食べたコーンブレッド。食感が独特で最高においしくて、 それ以来、私の大好物のパン(ケーキ?)となりましたが、日本ではほとんど見かけなくて残念です。 そして食事の後はアマチュアの歌謡ショーへ。(有名なアポロシアターです) 数組のわずかな私たち日本人観光客以外は全て、大柄な黒人の男女で埋め尽くされた小さな会場。 大きな体とすごい声量の歓声や野次、そして後から私の座る椅子をドンドンと足で蹴り続けられると、 怖い街と聞いていただけにどうしても威圧感を感じずにはおられませんでした。 終了後、アポロシアターの名物(?)だという女性と記念写真をとる事ができました。一体何者なのかはわからないまま、 誘導されるままつられて写真の順番待ちをするという感じです。 私達の番になると母は子どものようにおおはしゃぎ!普段ならうれしい時や興奮状態の時は私も大騒ぎするタイプである ものの、人見知りや緊張する部分のある私は、TPOによってそれが表に出たり出なかったり・・・。 そしてこの時の私は、ちょっぴり怖かったことも手伝って、緊張で石像のように硬くなり、顔は無表情に固まったままでした。 この名物の女性を中心に写真を撮ろうとしたのですが、この女性、まるで母と2ショットを撮るかのように母側にピッタリと。 それを見た担当者が、この子も一緒だよと教えてくれていたのですが、全く聞く耳持たずという様子。 “まあ、明るくうれしそうにしている人にくっついている方が確かに楽しいよな〜”と、心の中で理解しつつも、硬くなった 自分も変えることができないまま、あまりにも露骨なその態度にショックでもあり、、、。 でもやっぱりなんかヤダっ・・・と、ちょっぴりムッ(-_-メ)としたりもして^^; そんなこんなでハーレムでのドキドキの、でも楽しかった一夜の話を、母が友人達にすると・・。 思いっきり叱られてしまいました^^; 「あんな恐ろしい街によく行ったわね、もう行っちゃだめよ、絶対!」と。 次回更新(10月頃予定) 【7】ニューヨークの人達と(その2) へつづく |